こんなことがあった。寒いスリナガルの空港だった。僕はそこからレーに向かう飛行機のチケットを買おうとしていた。しかし悪天候が続き、前々日から便は欠航していた。乗ることができなかった客がロビーにあふれている。空港の警備にあたる中年の兵士が近づいてきた。「今日は飛行機が飛ぶんですか」僕の方から訊いた。「飛びます。でも、前々日からの客で満席ですよ」「………」どうしたらいいのか、僕は悩んだ。明日出直そうか。それとも陸路……。
[参考]
甲府のビジネスホテル
甲府・湯村・昇仙峡周辺のビジネスホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/biz/150000/LRG_150100/
グランドセントラルホテル
グランドセントラルホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad323236/
下関ビジネスホテル
下関ビジネスホテルVIP南国 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad360672/
作並温泉
作並温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50590.html
福岡サンパレス
福岡サンパレス ホテル&ホール - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad310333/
考えていると兵士が口を開いた。「英語がわからないの?」会話は英語だった。この程度の会話なら理解できる。ただ、迷っていただけなのだ。兵士に悪気はないのだろう。親切心でそう口を開いたのに違いない。だが、日本人の感覚では、この言葉は出てこない。デリーでこんなこともあった。そのとき、僕は列車でデリー駅に到着し、駅前から自転車リキシャに乗って、安宿街に行こうとしていた。リキシャが動こうとすると、草色のサリーを着た若い女性がやってきた。当時はリキシャが少なかったのか、どうしてそういうことになったのか記憶も虚ろなのだが、その女性はリキシャ夫となにやら話して、僕の隣に乗り込んできてしまった。そして、あたり前のように、彼女が持っていたスーツケースを、僕の膝の上にどんと置いたのである。